為末大 元選手の本
元400mハードルの陸上選手。
諦めることは悪いことのように思っていた。
学生のころは、夢や目標に到達できずに諦めると
自責の念に駆られると思う。
しかし、逆に考えると、
膨大な時間を何かしらに費やしていたのだから、
その時間を別な活動に充てることができる。
時間のトレードオフと考えればいいのでないか。
時間をいかに使うか。
夢を諦めるかもしれないが、
未来に使うはずの時間を
見切りをつけて、
自分の別な一面を見つける時間に使う。
株、不動産に詳しい著者ならではの観点の本だった。
でも、落ち込んでいるときは読まないほうがいいかも。
いろんなことをやめたくなるから。