雲を歩く。2

以前、雲を歩いた話をしたが、

 

もう今は信じてくれない。

 

そこで、

 

「友達が化学メーカー○○で働いてる。

 

今研究中のスプレーなんだよ。

 

そもそも、雲は水、氷が離れている。

 

それが小さいので、重力よりも上に浮かぶ力が強いから空にある。

 

水と氷の距離を近づけて、足場になるくらいの硬さを持たせる。

 

下部の雲から徐々に固めていき、上に立つ。

 

個体は分子間距離が近いので、個体として成り立っている。

 

踏んだ時のみ固まる液体があるので、

 

踏んだ時のみ固まる気体を作る。

 

踏んだ時のみ圧力がかかるので、

 

その時のみ固まる雲を作っている。

 

そういうスプレーを特別に借りて、雲を歩いた。」

 

前回同様に、最初は笑っていたが、後半は興味津々であった。

 

想像のものを具現化することが製造メーカー。

 

ものづくりも面白い。